【映画感想】青い春
ここで急にBL漫画以外の(しかも映画)感想。ちなみに腐った目線では全く見てません。まじでまじで。
最近よくシャッフルで音楽聴いてるんですが、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTの「赤毛のケリー」が流れてきて、あ!青い春観たい!!!!となり観ました。10年以上ぶりです。(マジで時の流れ早すぎんだけども)
高校生の頃に観たんですが、あまり映画にそこまで興味がなかった時で、きっかけは松田龍平にハマったからなんですね。ハマったのは中学生の頃から新選組が好きで、新選組題材の作品を見てて、行き着いたのが「御法度」。大島渚監督の遺作ですね(みうらじゅんしか出てこねえ)。まぁ、衆道。ていう話です。すいません覚えてません。
そんなこんなで、松本大洋知らない、ミッシェル、ブランキー知らない高校生の私が急にこんなアウトロー映画観ちゃったわけですが、強烈に焼き付きました。
多感な歳の頃に観たっていうのもあるんだろうけど…。
まーーー、九條役の松田龍平演技すっげえ下手くそ。下手くそなのになんなのこの魅力。タバコを押し付けあうシーンなんてたまったもんじゃない。新井浩文演じる青木も、前半は特にパッとしないのに後半からがスゴイ。
学校のトップなのにそれに対して興味を持たないどこか醒めた九條、そんな九條に業を煮やす青木。
甲子園で負けてヤクザの先輩について行く木村のシーンがなぜか忘れらんない。
雪男が個人的に好き。
何者にもなれそうで何になればいいのかも分からなくて、思春期特有の心の中のもやっとしたもの。ただのヤンキー映画ではないのがこの映画の魅力なんだろうなあ。
観た後に漫画読んだんだけど内容を完全に失念。。。映画とは違ったのは覚えてるんだけど。リボルバーも観た。銃を手に入れちゃって3人でわちゃわちゃして海に投げる?とかだったけ?あんま覚えてない。
原作付きの映画でここまでファンのいる作品も少ないんじゃ?あまり邦画見れてないからなんとも言えないけど。
とりあえず最近のすぐ実写化しちゃうのにはウンザリなのよ〜完全に芸能人のプロモーションじゃん!みんな同じ俳優ばっかだし!!映画を作るために俳優を使うんじゃなくて、俳優を売るために映画作ってんのかな。つまんないね。
あ、愚痴で終わっちゃった。